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短期入所療養介護サービスとは?
 病状が安定期にあり居宅にて過ごされている要支援・要介護者様が、当施設へ短期間入所し「看護」「医学的管理下における介護、および機能訓練」その他必要な医療ならびに日常生活上のお世話をさせていただくサービスです。
 当施設におきましては、入所サービス96床の空床を利用し事業を実施しています。その為、月ごとにより用意できる居室の数に変更がございます。
要支援1,2・要介護1~5の認定を受けられている方が利用対象となります。
ユニット型施設
 当施設の特徴として8人の暮らしの場を一つのグループとし、全室個室にて、出来る限りご自宅での生活環境に近づけ、お過ごしいただけるよう配慮しております。
 ※当施設短期入所療養介護におきましては、空床型利用となりますので、入所サービス利用者と共同生活となります。
ユニットケアとは?
 利用者様一人ひとりの個性を尊重するため、施設の居室を10人程度(当施設は8人)のグループに分け、それぞれ一つのユニット(生活単位)とし、ユニットごとに、少人数の家庭的な雰囲気の中で日常生活を送り、個別的支援を行うことを目的としています。ユニットケアの主な利点として、全室個室の為、利用者様の個人的空間の確保ができること、少人数での生活となることで自然な雰囲気の中で他者とのふれあいができること、ご家族の面会の際、周囲の方に気兼ねなく訪問できることなどが挙げられます。
※当施設はユニットが12ユニット(8人×12ユニット=96人)ございます。
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食事について
 各ユニットごとに食事や談話のできるスペースがあり、そこで同じユニットのいつもの仲間と一緒にゆっくりと食事を召し上がっていただきます。また利用者様一人ひとりの病状や飲み込み状況などに合わせ、調理の工夫を行っております。
入浴について
 少人数で入浴できる一般浴室のほか、車椅子での入浴や臥床したままで入浴できる特別浴室も完備されており、一人ひとりに合わせた入浴方法でリラックスした時間を過ごせます。
また、在宅復帰の一環として、ユニットバスも設置しており、自宅での入浴を想定しての入浴支援も行っております。
機能訓練
 当施設では、リハビリスタッフとして理学療法士・言語聴覚士等を配置しております。
利用者様・ご家族・居宅ケアマネジャーと連携を図り、利用者様の生活状況等を踏まえリハビリ計画を作成し、機能訓練を提供致します。
 また、療法士の評価の基、日常生活の中で行える運動プログラムを作成し、看護・介護職員と連携を図りながら、身体機能の維持・向上に努め支援をさせていただきます。
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無料・低額老人保健施設事業(短期入所)
 生活保護受給者など生計困難な状況にある方に対して、無料又は低額な費用で施設をご利用いただける事業となっております。
平成24年10月1日より、当施設では第二種社会福祉事業の無料・低額老人保健施設事業を開始することとなりました。

●事業の正式名称
「社会福祉法第2条第3項に規定する生計困難者に対して無料又は低額な費用で介護保険法に規定する介護老人保健施設を利用させる事業」

●事業内容
 名称にありますように、「生計困難者」にある高齢者等に対して、低額な費用で当施設をご利用して頂くことが可能となりました。「生計困難者」の具体例としては、生活保護を受給されている方等です。当施設は「ユニット型個室」の介護老人保健施設として平成16年4月に開設となりましたが、「ユニット型個室」故に生活保護を受給されている方やそれに近しい低所得にある方などの入所受け入れが困難でした。
 今後、この事業を開始することで、これら対象の方でも入所が可能となりました。

●費用について
 当施設の『減免規定』に従い、施設独自での減免を実施します。生計や要介護認定等により、金額が異なります。例としては、生活保護を受給されている方であれば、ユニット型個室の『居住費』自己負担分が全額免除となります。詳細については当施設の支援相談員にご連絡下さい。
短期入所療養介護サービスのご利用にあたって
サービス内容
●療養室:全室個室(居住費の種別:ユニット型個室)
●食 事:各ユニット共同スペースにて食事をとっていただきます。
朝食8:00~ 昼食12:00~ 夕食18:00~
●入 浴:利用日数等を勘案し提供させていただきます。
●生 活:着替え、整容、その他日常生活のお世話を適切に行います。
●その他:季節に応じた行事、レクリエーション、調理レクなど楽しみの持てる余暇活動を提供いたします。
【短期入所】ご利用までの流れ
1 短期入所療養介護相談受付 相談員がサービスの内容・利用対象者や申請方法についてご説明致します。
施設の雰囲気を知っていただくため、施設見学をお勧めします。
施設見学の際は、事前にご連絡下さい。
2 書類受付 書類が揃った後、正式な申し込みとなります。
担当ケアマネジャーに経過を報告いたします。
3 面談 書類が揃った後、ご自宅又は入院先等にお伺いさせていただきます。
(必要書類として、担当ケアマネジャーからの基本情報やかかりつけ医からの診療情報提供書など)
4 判定会議 短期入所療養介護判定会議において、利用の可否を決定します。
ご家族、担当ケアマネジャーに判定結果をご連絡します。
5 利用契約 利用決定となりましたら、居室の準備が整い次第、利用契約を行います。
相談員より利用にあたってのご説明をします。
6 利用開始 利用日程に合わせ、利用開始となります。
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