中央親和会・中央睦会合同健康づくり講座に参加してきました。
2016/10/30秋も深まってきた日曜日、北斗市中央親睦会館にて開催された
「中央親和会・中央睦会合同健康づくり講座」に
いなほリハビリテーション課が講師として参加させていただきました。
参加者が集まる前に準備をすすめます。
全員で手順を確認、最終チェックをしていきます。
会場セッティングが完了しました。
左が今回講師を務める小島衛生士
現在いなほでは専門の歯科衛生士が常勤しており
入所者様の口腔ケア等を行っています。
お口の中の健康を守ってくれている頼もしい存在です。
「緊張するけど頑張ります!」
開会後、まずは「北斗市地域包括支援センターかけはし」の上田さんが
「元気でいきいき!!」と題して講演して下さいました。
いま北斗市で話題の「ずーしー体操だいいち」を動画を観ながら
参加者全員で行いました。
「両手を前に~♪」
「両手を上に~♪」
みなさん元気に体操をしてすっかり体もほぐれたところで「いなほ」の出番です。
神田事務長が挨拶し、リハビリ課職員の紹介をしていきます。
我々の担当するテーマは「お口の中を清潔にして介護予防」でした。
近年高齢化社会を迎え、介護が必要なお年寄りの数も年々増えてきています。
特に最近注目すべき所では、肺炎が日本人の死亡原因第3位に上がってきており、
その肺炎の中でも65歳以上のお年寄りにおいては95%以上の方が
誤嚥性肺炎が原因であると言われています。
誤嚥性肺炎を簡単に言うとお口の中の細菌が間違って肺に入る事で起こる病気です。
逆に言うとお口の中を綺麗にする事で予防ができる病気という事でもあります。
皆さん資料を見ながら熱心に聞かれていました。
講義の後正しく歯ブラシを使って効果的な歯磨きができるように
小島歯科衛生士が模型を使って説明していきます。
「毛先を歯と歯ぐきの境目に当てて優しくマッサージするように磨きましょう」
さらに唾液分泌の減少による口腔乾燥を予防するために
唾液腺マッサージの方法を説明し、皆さんで実習しました。
まずは耳下腺をマッサージします。
全員でやってみます。
続いて顎下腺のマッサージです。
「顎下腺はここです~」
最後に舌下腺をマッサージします。
「ハイ、舌下腺はこうです~」
皆さん「唾液が出て口の中が潤ってきた」と喜ばれていました。
地域の皆さんがいつまでも健康で元気に過ごしていただけるよう
今後も積極的に介護予防の活動を続けていきたいと思います。
このような機会を作っていただきました
中央親和会・中央睦会・北斗市地域包括支援センターの皆様
ありがとうございました。